バッティング・ピッチングフォームの指導で、「壁」という言葉が出てくるこ
とがあります。
よく言われるかどうか分かりませんが、私が知る限りはちらほらと聞きます。
今回はこの壁の意味と必要性について、私なりの考えを書いていきます。
そもそも壁とは何なのでしょうか?
壁とはステップのときや体幹での回転運動の際に、体の開きを抑えるために意
識するものです。
具体的には、前側の肩の後ろに壁があるように意識して開きを抑えるものです。
まぁ、あなたもすでに知っているかもしれませんが…。
で、この壁ですが、すでに話したようにステップ時やスイング時に体の開きを
抑えるために意識します。
ここまで聞いていると、手塚氏が自身の著書で言うほど壁は悪いものでは無い
ように思えます。
世の中には便利な言葉ありまして、「道具は使う人次第で良くも悪くもなる」
といった意味の言葉があります。
例えばバットですね。
正しく使えば楽しい野球の道具になりますが、使い方次第で凶器にもなります。
壁もこれらと同じです。
誤った理解のもとに実行すると、不幸な結果が待っています。
では、どう使えば壁は最大の効力を発揮してくれるのでしょうか?
現在、私は壁はあくまでも客観的にフォームを見た際の指標にすべきだと考え
ています。
考えてみてください。
ピッチングやバッティングを行う際には可能な限り脱力していた方が良いので
す。
それなのに、意識的に壁を作って開きを抑えるというのは矛盾してしまってい
ます。
これはつまり、壁は下半身の動きが正しければ自然とできるということを表し
ています。
逆に言えば、どこかの動きに問題があるば、壁が正しく出現しないということ
なのです。
よって、壁はプレー時に意識するのではなく、チェックするときに意識するも
のであるということなわけです。
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written by 卯月 : 2005/11/12
◆リンク先の道具を使うと、ピッチングが上手くなり過ぎるので見ないで下さい(`・ω・´)